scilabはじめましょう

2012.4.11:初版
2013.2.1:Scilab5.4.0に対応した修正

1.scilabのインストール

  1. 32bit版/64bit版に応じたパッケージをクリックしたら、インストールが始まります。
  2. パッケージの選択も、空きファイルサイズに余裕があればそのまま。
  3. 言語や、許諾に「同意する」、以外は、 「はい」や「次へ」をクリックしていけば順調にインストールが進みます。
  4. 5.3.3では、networkに接続していなければ MATH KERNEL library や 、FFTW3 library by Intel MATH..がdownloadできない、と言われますが、 気にせず進みます。5.4.0ではこの挙動はなくなったようです。
無事終了したら、scilabが起動します。

2. scilab の使い方

scilab-5.4.0のアイコンをクリックしたら、scilabコンソールが立ち上がります。
コンソール画面の中に --> で示される、 フロンプトが表示されているので、直接そこに命令を入力することもできますが、 入力--実行--編集の効率をあげるために、命令を記述したファイルを作成します。

  1. アイコン群の左端にある、SciNotesを起動、をクリックします。 Scinotesはエディタ(編集ソフト)に相当し、この画面の中に命令を書いていきます。

  2. SciNotesの 無題1、が立ち上がるので、この中に命令を書いていきます。


    今回は以下の内容を記入してください。//から右側は入力する必要はありません。 //の右は意味の説明です。
    s=%s                     // poly(0,"s")の略,多項式の定義,記号sを用いた多項式を定義する準備
    G=1/(s+1);               // sの関数としてGを設定
    sys=syslin('c',G);       // Gを連続線形システムsysとして定義
    scf(0);                  // 現在の図のウィンドウ番号を0に設定,set current figure 0
    clf(0);                  // ウィンドウ番号0の図をクリア, clear figure 0
    bode(sys);               // sysのボード線図を出力,scilabでは横軸がHzになるので注意
    t=0:0.01:5;              // 変数名tに0から0.01刻みで5まで代入
    scf(1);                  // set current figure 1
    clf(1);                  // clear figure 1
    y=csim('step',t,sys);    // sysのステップ応答を時間tの間計算して、結果をyに代入
    plot2d(t,y);             // 横軸をt,縦軸をyとして描画出力
    

  3. 実行する、のメニューボタンを押して現れたメニューの中に、保存して実行、がありますので、これを選びます。

    または、アイコンでも可能です。


  4. 保存先を選ぶダイアログが現れます。(\は¥記号のことです。)

    最初は、scilab起動時の初期フォルダ現れます。 自分で保存先とファイル名を指定しましょう。
    ファイルタイプ(拡張子)は自動でsceがつきます。
    windowsでは、マイドキュメント、が知られていますが、 英文字で空白を含まないフォルダがよいと思います。
    また、Cドライブ以外のパーティション(D,Eなど)があるならば、 そちらをおすすめします。

    この例では、C:\scilabを作成して、ex1と名前をつけて、そこに保存しました。 \は¥記号のことです。


    2回目からは自動でこのフォルダが立ち上がるようです。

  5. 間違いなく命令を入力できていれば、このような2枚のグラフが現れます。

  6. scilabはヘルプフラウザも起動できますし、 下記URLにも日本語のヘルプがあります。
    http://help.scilab.org/docs/5.4.0/ja_JP/index.html
    
    コンソールからhelp (知りたい命令)とすれば、説明が現れます。

3.図を保存する。

図を加工したり、ワープロに貼り付けたりする方法です。
  1. ファイルからエクスポートを選んだ後、 エクスポートする型を選びます。

  2. 保存先のフォルダとファイル名をつけます。

  3. *.sceと同じフォルダに保存されました。


    以上です。

4.LibreOfficeを起動して貼り付けてみましょう。

挿入から、画像、ファイルからを選びます。


画像を保存したフォルダを選択後、ファイル名をクリックします。


貼りこまれました。
複数の図を貼りこむときは、同じ位置に取り込まれるようなので、取り込み後、 マウスでつかんで位置を調整してください。


これでレポート作成にも添付できるでしょう。

おわり